占い師選考の流れ

応募から採用までの流れ

占いの館や電話占いごとに多少違いはありますが、占い師応募から採用までは「応募(書類選考)→面接→オーディション→採用」流れが一般的です。
ステップ1 応募(書類選考)
ステップ2 一次審査(電話面接)
ステップ3 二次審査(実技オーディション)
ステップ4 合否の結果の連絡&デビュー

1.応募

占い師になりたい人はまず最初に希望のサイトの占い師募集ページに設置された応募フォームから必要事項を入力してエントリーをします。応募が届くと占い会社は書類選考を行い、これを通過すると一次面接に進みます。近年ではとくに電話占い師の応募者は増加しており、占術に霊感霊視がなければエントリーの時点ではじかれてしまうところも存在します。とはいえ人気の占い会社のなかにも知り合いや知人を占っていた等占いの技術があれば、占い師としての実務経験がなくとも可とするところも意外に多く存在します。

書類選考で見られるポイント

・名前
・生年月日
・住所
・電話番号、メールアドレス
・これまでの鑑定歴
・得意な占術
・応募動機
・自己PR

2.電話面接

書類選考を通過した応募者には、占い会社側から連絡が来て、電話面接が実施されます。電話面接では再度、応募動機や自己PRを確認し実技試験に進むかどうかを判断します。電話占い師としての経験がある方は、これまでどれくらいの活動歴があり、どんな実績があるかなどが問われます。実務未経験の場合は、これまでの占い経験以外にどれだけの人の心に寄り添ったり悩みを解決してきたのかなど具体的な人間性や価値観を重視されてみられます。またエントリーの記載内容を確認するのと同時に、占い師の話し方や雰囲気、コミュニケーション能力などもチェックされます。占い師の仕事は相談者との対話が重要になるため、電話面接の段階から採用担当と適切なコミュニケーションがとれるかどうかは一次面接を通過する大きな基準でもあります。

電話面接でみられるポイント

・書類に虚偽や間違いはないか(活動経歴の確認)
・常識やマナーはあるか(最低限の礼儀や言葉遣い)
・応募の動機は会社に適切か(やる気・本気度)
・声や喋り方の印象(お客様に与える印象は悪くないか)
・占術や人柄が会社のカラーに合っているか(雰囲気)
・コミュニケーション能力(質問の意図を理解し的確に答えられるか、喋り方が人に不快感を与えないか)
など

3.実技オーディション

応募動機や活動経歴など一定の条件を満たし電話面接を通過したらつぎは実技オーディションです。実技オーディションでは実際に担当者やスタッフなどを占い、占い師としてお客さんの悩みを解決に導く実力を持っているかどうかを審査します。ここでは使用占術のレベル、占い師の印象を左右する声の雰囲気や話し方はもちろん、占いの結果を出すまでのスピードやスムーズさ、また占いの結果やその的中率だけに着目するのではなく、導き出した結果に具体的な根拠やアドバイスなど加え、お客さんに納得感を持たせられる鑑定ができているかなどもチェックされます。

実技試験でみられるポイント

・使用占術が採用レベルに達しているか(リーディング)
・鑑定の進め方や話し方が適切か(不快感や不安感を与えないか)
・答えを出すまでにかかった時間(鑑定分数)
・実際に占いが当たっているかどうか(的中率)
・鑑定に納得感を持たせられているか
など

4.合否の連絡&デビュー

実技オーディションのあとは占い会社から合否の連絡が来ます。晴れて合格した人は所属占い師として契約を結ぶことになります。ここで会社側は占い師側にデビューの意思や契約内容の確認などを改めて行います。無事契約が決定したら、デビュー準備に取り掛かります。電話占い師としてデビューするにはサイトに掲載する占い師のプロフィールや画像を制作する必要があります。占い師画像はお客さんからの印象が決まったり、デビュー後のお客さんの入りにも大きく関わりますので、写真スタジオできちんと撮影する場合も多いです。合格からデビューまでは最短で1週間、長い人では1ヶ月ほどかけてデビューする占い師もいます。