占い師の平均月収や年収

占い師の給与形態

占い師はサラリーマンのように毎月決まった固定給をもらうのではなく、お客さんの数に応じた報酬を受け取る「完全出来高制」や「歩合給制」が一般的です。独立して個人で開業している場合は売上の100%が収入となりますが、どこかの占い会社や団体に所属している場合は業務委託契約となり、マージン(手数料)を抜かれた金額が収入となります。報酬率は占いの館などの対面鑑定の場合は占い料金の約40~50%程度、電話・メール占い会社の場合は、約30~40%が占い師の平均的な取り分といわれています。まれではありますがなかには時給制の占いの館や、待機保障制度をつけている電話占いサイトも存在します。

占い師の平均月収

人気商売である占い師の収入はピンキリですが、一般的な占い師の平均月収は20~30万円前後です。一見すると少ないように感じますがこれは単価の低い占い師や占いを副業にしている方が多いためです。専業占い師になり待機時間を伸ばしお客さんが増えれば当然収入も増えます。また占い本の著作などが多い占い師やメディア出演等で著名な占い師ともなれば1回の鑑定料が数万~という人もいますし、電話占いなどでもサイトの目玉になるような人気の占い師では月に50万~100万以上稼ぐという人もいます。

占い師の平均年収

占い師の平均年収は200~300万円前後となっています。基本的には業務委託などの非正規雇用となるため、一般企業のようにボーナスなどの制度などはありません。ただし成果に対し時給や分給が上がっていくことは十分考えられ、これによって年収も変動することもあります。占い師の報酬は所属する会社や占い師の人気によっても変動が大きく、多くの占い師を抱える占いサイトでは人気がある占い師に相談者が集中し占い師の年収にも大きな格差が生じているのが現状です。実力や人気のある占い師では年収400万円~1000万円越えという人もいます。

占い師で高収入を稼ぐには?

一般的に儲かるイメージがある職業ですが、実際には競争率も高く、デビューしていきなり月収何十万も稼げる占い師は少ないのが現実です。そうしたなかで稼げる占い師になるには優れた鑑定力や集客力を身に付けることが重要になります。最初は月数万円でもじっくりと時間をかけてお得意のお客様を増やし、よく当たると話題を集められれば高い鑑定料を設定したり年収1000万円以上の高年収を稼ぐことも不可能ではありません。また個人を占う仕事以外にも、テレビや雑誌や占いサイトなどマルチに活躍していくというのもひとつの道です。