12星座物語⑫『うお座』は、親子の強い絆を描いた星座!

あなたは自分の星座に秘められたストーリーを知っていますか?

いまから約3500年前のメソポタミア文明で誕生したとされる星座。なかでも我々になじみ深い「12星座」は、空想力豊かな古代ギリシャの人々によって、伝説の神々や英雄などに絡めて語り継がれてきました。

今回はそんな12星座「うお座」とその星座神話を紹介していきます。

うお座について

うお座は、秋の夜空、ぺガスス座の付近に高く輝く星座です。四等星以下の暗い星で形成され、12星座のなかでは少し見つけづらい星座ですが、「ペガススの四角形」に沿う「く」の字のような形と覚えておくとたどりやすいでしょう。12星座最後を受け持つ星座であり、現在春分点があることでも知られます。

みずがめ座のモデルは「ゼウスの心を射止めた美少年」

うお座(2/19~3/20生まれの人)(【和名】魚座/双魚宮【ラテン名】Pisces)に描かれているのは、長いV字のリボンでしっぽを結んだ2匹の魚。

ギリシャ神話では有名な、愛と美の女神アフロディテと、その息子である性愛の神エロスです。

ローマ神話においてはアフロディテが愛と美の女神ヴィーナスと、エロスは恋の矢を放つキューピッド同一視されています。

うお座の物語

ある日、神々たちはナイル川のほとりで宴会を楽しんでいました。美と愛を司る女神アフロディテとその息子エロスもこの宴に参加し、ふたりは川のほとりを散歩していました。

するとこの賑わいを聞きつけたのか、突如、百の首を持つテュポンが神々の前に現れました。テュポンは大地の神ガイアが生んだ怪物で、拝みゼウスすらも手を焼く恐ろしい怪物です。

驚いた神々はさまざまなものに姿を変えて逃げ出しました。アフロディテとエロスも急いで逃げるため、魚の姿になって近くの川へ飛びこもうとしました。

しかし、魚の姿では手をつなぐことができません。そこでふたりは離れ離れにならないように、お互いの足をリボンで結びました。

この親子愛に感動した大神ゼウスが、このときのふたりの姿を夜空に上げ「魚座」が生まれました。

おわりに

いかがでしたか?
美と愛の女神であるアフロディテと性愛の神エロスが結ばれている魚座は「親子愛」を象徴する素敵な星座でした。

壮大な物語からユニークな物語まで、ギリシャ神話の神々や英雄たちのさまざなストーリーが込められた12星座。あなたの星座に秘められた神話を知れば、より愛着が湧いてきそうですね。