5/16日は旅の日。ということで、今回は土日や祝日に日帰りで気軽に訪れることのできる古都・鎌倉のパワースポットを紹介!
筆者が休日に実際に訪れたさまざまな神社・寺院を紹介をしていきます。
新宿駅から湘南新宿ラインで一時間、東京駅から横須賀線で一時間と、日帰りに適したアクセスの良さで人気の観光地・鎌倉の休日は、多くの観光客や地元の人々で賑わいをみせます。今回の旅は東口からすぐ赤い門が特徴的な「小町通り」が出発点。小町通りは、鎌倉駅から鶴岡八幡宮までのびる若宮大路とほぼ平行に走る商店街で、おしゃれな雑貨屋や伝統的な土産物屋ほかレストランや食べ歩きに最適な露店などがびっしりと立ち並んでいます。
小町通りを歩くこと5分ほど。友人に「ここ有名だよ」といわれて足を止めたのが元祖鎌倉コロッケ屋「小鳥屋」。プレーンの牛肉コロッケから、黒ごま、梅しそ、紫芋、チョコといった変わり種まで揃い、お値段いずれも200円。小ぶりながらも揚げたてサクサクの衣と、しっとりとしたじゃがいもの食感が絶妙です。
住所:神奈川県鎌倉市小町2-10-4
アクセス:jR・江ノ電「鎌倉駅」東口 徒歩3分
開店時間:10:00~23:00(木曜定休日)
食べログ:https://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140402/14011678/
小町通りとぶつかる横大路に出ると、鎌倉一の観光スポット「鶴岡八幡宮」がみえてきます。鎌倉の中心部に位置するこの鶴岡八幡宮は鎌倉初代将軍・源頼朝ゆかりの神社。古くより武神が祀られ、武家源氏や鎌倉武士の崇敬を集め、勝負運、仕事運、出世運アップなどにご利益があるといわれています。
境内では「鳩みくじ」と呼ばれるおみくじが売っていますが、これは鎌倉井時代、鳩が八幡神の使いとして崇められていたことに由来します。ためしにひとつ引いてみると、おみくじの封の色と同じ色のかわいい鳩のお守りが入っていました。一緒に参拝した相手とお揃いや色違いにしても可愛いですね。
鶴岡八幡宮の参道「若宮大路」は鎌倉の街、そして由比ヶ浜までまっすぐとのびていますので、時間に余裕がある場合は徒歩で歩いてみるのもおすすめです。
住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
アクセス:jR・江ノ電「鎌倉駅」徒歩10分
参拝時間:【4月-9月】5:00~21:00【10月-3月】6:00~21:00
拝観料:無料
鎌倉駅から江ノ電で5分、長谷駅からすぐに紫陽花の名所としても有名な「長谷寺」があります。この神社は一年を通じ四季折々の花を楽しめる「花の寺」として知られていますが、ご本尊である十一面観音菩薩像(長谷観音像)が安置される「観音堂」をはじめ、パワースポットとしても多くの見所があります。
なかでも、3か所みつけると良縁を授かれるという「良縁地蔵」、金運上昇に効果があるとされる大黒堂の「さわり大黒天」、芸能上達と財運招福のご利益があるという弁天堂の「福徳弁才天の像」、金運上昇と仕事運向上に効果があるとされる「弁財天象」は必見です。
上境の観音堂付近には鎌倉の町並みや由比ヶ浜が一望できる「見晴台」があり、多くの人集まる撮影スポットとなっています。どの季節も美しい花と景色を楽しめるお寺ですので、お立ち寄りの際はぜひ自然も楽しんでくださいね。
住所:神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
アクセス:江ノ電「長谷駅」徒歩5分
参拝時間:【3月-9月】8:00~17:00【10月-2月】8:00~16:30
拝観料:【一般】400円【小学生】300円
長谷寺から徒歩圏内に、かの有名な鎌倉大仏が安置される「高徳院」はあります。鶴岡八幡宮と並ぶ鎌倉の目玉として人気ですので、修学旅行や校外学習で訪れたという人も多いのではないでしょうか。
鎌倉大仏は、高さ約11.3メートル、重量約121トンと圧倒的な迫力を誇るご本尊の阿弥陀如来坐像は、建長4年(1252)の造立以降現在まで大きな修復なくほぼ当時の姿を保っており、国宝に指定されています。
高徳院の開祖・法然上人の説いた教えによると「人は誰しも『南無阿弥陀仏』と称えればその御加護にあずかれ、臨終の際には極楽浄土に迎え入れていただける」とのこと。難しい修行をせずとも念仏を唱えるだけで極楽往生出来るお手軽から平安時代~鎌倉時代にかけて民衆から圧倒的な支持を集めました。
そんな大仏様のまわりは常に学生や家族連れ、外国人観光客など多くの人で大賑わい。拝観料とは別途20円で胎内拝観できるのも高徳院の魅力のひとつです。
住所:神奈川県鎌倉市長谷4-2-28
アクセス:江ノ電「長谷駅」徒歩10分
参拝時間:【4月-9月】8:00~17:30【10月-3月】8:00~17:00
拝観料:【一般】200円【小学生】150円
神社仏閣鑑賞という主旨からは外れますが、長谷駅から徒歩10分の位置に「鎌倉文学館」という昭和モダンな雰囲気の建物があります。
この館は1980年ころ前田利嗣侯爵の別邸として建てられ、現在は芥川龍之介、川端康成、夏目漱石といった鎌倉にゆかりのある文学者たちの原稿や手紙、愛用品を展示する資料館。一年を通して展示会やコンサートなどさまざまなイベントも開催されています。
5月11日~6月10日までの期間には『鎌倉文学館バラまつり』が開かれ、緑豊かな庭園にて200種245株のバラを鑑賞することができます。6月は二番花の開花のほか紫陽花も楽しめる時期です。長谷寺周辺を巡った際にはぜひ足を伸ばしてみてください。
住所:神奈川県鎌倉市長谷1-5-3
アクセス:江ノ電「由比ヶ浜駅」7分「長谷駅」徒歩10分
参拝時間:【3月-9月】9:00~17:00【10月-2月】9:00~16:30(月曜休館)
拝観料:展示会内容によって異なります。
いかがでしたか?
鎌倉は観光地として有名ですが、関東きってのパワースポットが集うスピリチュアルなエネルギーに包まれた土地でもあります。
美しい自然とともにさまざまなご利益を受けることができますので、ぜひ今回紹介したスポットも参考にして訪れてみてください。