【占い辞典】基礎知識-占いとは

占いとは

古来より、人間は「自分は一体何者なのか」「この先の人生はどうなっていくのか」といった疑問を抱き、神や自然や宇宙といった神秘的な世界に近づくことでこれらの答えを導き出そうとしてきました。

こうした未来・運勢・人の心・世の理など、本来人間が直接知ることのできないものについて判断することやその術(すべ)のことを「占い(占術)」といいます。

占いを行う者は占い師、占者・鑑定士・卜者・易者などとさまざまな名前で呼ばれます。客商売においては先生と呼ばれることもあり、職業の一つとして成り立っています。

占いの種類

人類と占いの歴史は古く、世界中ではそれぞれの文化や宗教と密接に結びついて多種多様な占術が生まれました。占術は大分すると、その手法や特性の違いによって「命術(命占)」・「卜術(卜占)」・「相術(相占)」という三種類にわけられます。

命……生年月日・時間・場所をもとに生まれ持った運命を占う方法
卜……その瞬間偶然でた結果をもとに近い未来や過去を占う方法
相……その人の生まれ持った姿形をもとに現在の状態を占う方法

さらにこのうち、西洋で発展した占術を「西洋占術」、東洋で発展した占術を「東洋占術」と文化圏の違いによってジャンルわけすることもあります。

日本と占いの歴史

日本では古来から「占い」は国政において重要な役割を担ってきました。古事記や日本書紀には、古墳時代以前から鹿の肩甲骨を焼いてそのひびの入り方で占う「太占(フトマニ)」が行われていたという記述があり、かの有名な卑弥呼もこの太占を行っていたといわれています。

占いが最盛期をむかえた平安時代には「陰陽師」と呼ばれる国専属の占い師が政の中枢を担うようになり、貴族たちの朝から晩までのすべての行動は占いによって決められるようになりました。

また、このころから「易占い」や「風水」といった中国の陰陽五行思想を取り入れた占術が伝来し、こころら日本独自の占いが発展していくこととなります。