月のカードの意味

月(The Moon)は、曖昧な状況や精神的な不安定さを意味します。
月が満ち欠けで一定の形を保てないように、安定しない状況や、はっきりしない中途半端な展開を示すカードです。

正位置では、見通しが立たず安定しない状況から生まれる精神的な不安や、悲観的な気持ちが強まっていく過程を意味します。
逆位置では、見通しが立てられる状況に変わってくることや、安定していく過程を意味します。

恋愛におけるカードの意味
正位置で出た場合

相手の気持ちがはっきりしなかったり、曖昧な関係が続いていたりと状況的にも精神的にも不安定な状態です。その曖昧さから好きな人や恋人のことが信じられなくなり、幻滅したり、悲観的な気持ちになっているかもしれません。
交際や結婚など具体的な関係の見通しが立たず、中途半端な関係が続いている人は、真実をあきらかにしなければ次のステップには進めないでしょう。
また、悪いことが起きる前兆や予感を表すカードでもあるため、浮気など、何か隠し事をされている可能性もあります。根拠のない胸騒ぎでもなにか気になることがある場合、不安を放置しないほうがいいでしょう。しかし、不安に追い詰められ、焦って恋愛の発展や結論を急ぐのは危険です。まずは胸に浮かんだ予感の根拠を冷静に確かることで、どのような結論にたどり着くべきかが見えてくるでしょう。

逆位置で出た意味

積極的な姿勢や行動によって不安定な状況が好転していくことや、隠されていた真実があきらかになって安定した関係になれることを表します。
今まで相手の気持ちがわからなかったり、恋人の浮気を疑っていた人も、不安や悩みが解消され、告白が成功したり、プロポーズが成功したりと、幸せな結末を迎えられるでしょう。
現在、相手との関係や態度に何か不安を抱えている人は、自分の直観を信じて積極的に行動することで、物事が良い方向へと転じていきます。結論が出るまでには時間がかかるかもしれませんが、前向きに進んでいきましょう。

キーワード
正位置

曖昧、不安、欺瞞、恐怖、幻惑、幻滅、予感、不安定、悲観的、現実逃避、胸騒ぎ、嘘、裏切り、隠し事、潜在する危険、予期せぬ変化、見通しが立たない

逆位置

真実、明確、明瞭、安堵、安心、幸せ、変化、積極的、直感力、安定感、失敗にならない過ち、過去からの脱却、漠然とした未来への希望、徐々に好転する

まとめ

【月】のカードには、今まで湖という安息の地で心地よく過ごしていたザリガニが月(神)の光に導かれて外の世界へ踏み出そうとする様子が描かれています。その道のりには、狼や犬などザリガニにとって危険や恐怖となる動物や、試練を示す塔などが描かれており、このカードを引いたときにはこれからそんな不安に満ちた試練が訪れる手前であると解釈できます。しかし、狼や犬は月の光を鬼火と勘違いし怯えているようにも見えます。このチャンスを逃さず苦難や試練に立ち向かっていけば、やがては塔を越え、今以上の幸せ(神の恵み)を手にできるとカードは告げています。

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