吊された男のカードの意味

吊された男(The Hanged Man)は、犠牲や献身、慈愛の精神を象徴します。
自分よりも周りの人のことを考え、その人に尽くす献身的な姿勢を表すカードです。
吊し人(つるしびと)、吊られた男(つられたおとこ)、死刑囚(しけいしゅう)、刑死者(けいししゃ)などと呼ばれることもあります。

正位置では、忍耐強く努力や行動を続けることで、やがては明るい道につながることを意味します。
逆位置では、不都合ばかりの現状が変わらず、なかなか努力が報われないことを意味します。

恋愛におけるカードの意味
正位置で出た場合

これまでの努力が実を結ぶことを表しています。
今は好きな相手やパートナーに振り回されている人も、自己犠牲を厭わず相手に献身的に尽くし続けましょう。ときには苦しく耐え難い思いをすることもありますが、あなたのそんな姿を相手は見ていてくれます。見返りを求めず慈愛に満ちた優しい心でいることで、やがては相手に認められ、自然と好意を寄せられるようになるでしょう。
最初はなかなか思うようにいかなく、進展しないかもしれませんが、努力を怠らず耐え忍ぶことできっと良い方向に進んでいきます。

逆位置で出た場合

これまでの努力や苦労が無駄になってしまう暗示です。
献身的な行動も理解されず、恋のライバルが現れたり、相手の浮気が発覚するなど、努力が報われないことに失望し、自分の存在価値がわからなくなって内に閉じこもってしまうかもしれません。
また、自分本意な気持ちが生まれ、これまでの好きだった相手や恋人への関心を失って、別の人や恋愛とは関係のない方面へと意識が彷徨ってしまうでしょう。
こうした事態を避けるためには、これまでの行動が見返りを求めたものではなく、相手のためを思って行ってきたことなのだと思い出しましょう。
自暴自棄にならず慈愛の精神で耐え抜けば、やがて明るい未来が訪れるはずです。

キーワード
正位置

修行、忍耐、奉仕、努力、試練、着実、慈愛、自己犠牲、我慢、妥協、試練、救済、成果、良い結果、苦労に耐えれば報われる

逆位置

徒労、犠牲、無駄、徒労、盲目、失敗、困難、疲労、片思い、遠い恋愛、狭い視野、自暴自棄、痩せ我慢、投げやり、欲望に負ける、努力しても報われない、ジレンマに耐えられない

まとめ

カードには、逆さに吊られながらも穏やかな表情を浮かべる男性が描かれています。彼は他人のためなら苦しい状況にも耐え続けられる慈愛に満ち溢れた人物です。これは同時に、献身的な自己犠牲が尊いものであることを表しており、このカードは正位置でも逆位置でも「現状維持せよ」という意味になります。

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