大アルカナ|5.教皇(The Hierophant)

教皇の主旨

前回の皇帝が社会的トップに立つ人物だとすると教皇は宗教的組織のトップに立つ人物です。天(神)の教えを地に下ろすメッセンジャー的な存在で、人々の精神的な師として道徳、ルール、モラルを教えています。現実世界で例えると、カトリック教会のローマ教皇やチベット仏教のダライラマのような人物です。
デッキによっては、法王(ほうおう)や司祭長(しさいちょう)とも呼ばれます。

正位置

慈愛、包容力、人との共感を意味し、心から優しさを持って人と関われることを表しています。人の意見を素直に聞き入れる心のゆとりがあるため、広い視野で状況を見ることができます。それによって新しい道や解決策を発見することもあるでしょう、また、そうした集団生活のなかで常識的な振る舞いや知識を学び、社会的な秩序を保てることなども表します。

キーワード

共感、感動、慈悲、慈愛、信頼、穏やか、思いやり、広い視野、ゆとりのある心、年上、上司、アドバイザー、慎重、常識、道徳、倫理、社会性、協調性、モラルやルール守る

逆位置

誤解、不安、悩みを意味し、それらが原因となり消極的、悲観的になってしまうことを示します。
あらゆることに対してゆとりが持てない状態です。人を信じられずアドバイスも素直に聞けないため、視野が狭くなり自己完結してしまっていることも少なくないでしょう。
社会的な集団においては信用できない相手やルールに縛られ自由な考えを失っていることを示します。

キーワード

誤解、不安、束縛、戸惑い、虚栄、怠惰、お節介、不信感、悲観的、保守的、頑固、独裁的、自己中心的、狭い視野、自己完結、落ち着きが無い、独りよがり、信用できない人